認知症疾患医療センターをご案内します。

認知症疾患医療センターは、地域の認知症高齢者等の保健・医療・福祉サービスの向上を図ることを目的に設置されたもので、三重県知事の指定を受けた機関です。認知症専門医療の提供、専門医療相談等を行います。また、地域の医療・介護関係者への研修を行うことなどにより、地域における医療と介護の連携の中核としての機能を果たします。

三重県には5ヵ所の認知症疾患医療センターがあります。
認知症に関するお悩みがある方は、お気軽にお近くの医療センターにご相談ください。

北勢地域の認知症疾患医療センターでは、以下のような活動を行っています

• 認知症に関する様々な悩み事、困り事についての相談に地域連携室の相談員が応じます。
• 認知症の鑑別診断、適切な治療を行います。
• 認知症サポート医や地域のかかりつけ医の先生や地域包括支援センターや介護施設等と連携して本人及びご家族を支援します。
• 広報誌・パンフレットやホームページ等を通じて、認知症に関する情報を提供します。
• 地域の介護力を高めるための研修を行います。

東員病院・認知症疾患医療センターでは、認知症相談ダイヤルを開設しています。「いつもと違う」「物忘れが増えた」「おかしなことを言う」など、家族や介護者の認知症や物忘れに関する悩みについてご相談下さい。

三重県では、「認知症の本人及び家族」、「かかりつけ医」、「相談医」、「専門医」との連携をとることで、認知症の発見から治療までの流れをスムーズにし、地域の身近なところで、適切な治療を受けることができます。

地域における認知症医療とケア体制の連携体制の強化を図るため、認知症疾患医療センターに連携担当者を配置しています。