認知症には原因となる、いくつかの疾患があります。
代表的なものとして、アルツハイマー病を原因とするアルツハイマー型認知症、脳出血や脳梗塞など脳の血管の障害によって、二次的に神経細胞が障害されるために起こる脳血管性認知症、レビー小体が原因となり、特徴的な幻視、パーキンソン症状を伴なうレビー小体型認知症、社会性を失うピック病を原因とする前頭側頭型認知症などがあります。
認知症の原因は様々ですが、中には原因疾患を取り除くことで、治療可能な認知症もあることが分かってきました。
現在の認知症疾患の比率はアルツハイマー型認知症が約50%、脳血管性認知症が約30%、レビー小体型認知症が約10%、その他の認知症は約10%となっています。
以下は、認知症の原因となる代表的な病気です。